電気機関車EH500(4) ~強烈連続スパークで青緑色の世界! 2万ボルトの架線が凍結~

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  • Опубликовано: 28 дек 2020
  • 平成29年11月撮影。11月だというのに結構な積雪、矢立峠の冬は厳しいですね。現在奥羽本線の貨物列車のほとんどはEF510形の牽引ですが、一部青森側からのEH500形の運用があります。ホーム灯りで夜間の貨物列車を撮影しますが、1659レはそのEH500形がやって来ます。長いトンネルを抜けて来て大きく右にカーブする線路、列車のライトがホーム辺りを照らします。そして…ホームに入ってきた機関車の上の方に注目、明らかに光っていてパンタグラフがはっきりと見えます。そして大きく青緑色にスパーク、更にバリバリ音を立てながら近づいてきます。目の前でも大きくスパークして通り過ぎて行きました。交流区間でパンタグラフは1基のみの使用ですが、通過時モーター音も高らかに力行しており、無事集電できていたようです。
    列車はハイビームで走行してきますので、接近時はライトが明る過ぎますが、ご了承ください。また、シャッタースピードが1/125だったようで、蛍光灯(50Hz)のフリッカーが出ています。
    すごい迫力でしたが、ここまで連続したスパークは初めて見ました。原因は、恐らく空気中の水分が夜になって気温の低下で結露し、更に凍結していたものと思います。架線(トロリ線)およびパンタグラフのすり板には一般的に銅合金が使われていて、そのため青緑色に発色しますが、あまりの激しさに周囲まで緑の世界でした。しかし実はあまり面白がってもいられません、場合によっては架線やパンタグラフにダメージを与えるようです。更に霜くらいならまだいいかも知れませんが、大きな氷結ができた場合、場合によっては走行不能に陥る場合もあります。以前直流区間ですが、編成でパンタグラフ1基の、乗車していた電車(115系)で夜間に走行不能による運転打ち切りを体験しています。このときは夕方から激しいみぞれになり、夜になって急激に気温が低下するという気象条件でした。雪国では結構あることかも知れませんが、今回は無事でした。
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